1998-03-19 第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
そういう意味で申しますと、保険設計自体がなかなか難しい事例ではないかと思いますが、これも慎重に検討させていただきたいと思います。
そういう意味で申しますと、保険設計自体がなかなか難しい事例ではないかと思いますが、これも慎重に検討させていただきたいと思います。
このようにたびたび繰り入れが行われるということは、やはり保険設計自体に無理があるのじゃないか、こう思うわけですが、その点どのようにお考えでしょうか。
農業というのは非常に災害が局地的に集中的に出るという特殊性がございますので、いま申しましたように、現状ではかなり赤字になっておりますが、保険設計自体から見ますと、長期的に見ていけば返していける当てがあるのではないか。
そういう意味から、やはり長期的にほうっておいても一般会計から繰り入れられるというような制度をつくりますと、むしろ保険設計自体をつぶしていくということに相なりますので、やはりこれは異常な災害が起きたときに一般会計から入れるということでそのつど考えていったらいいのではないかということで、現在のところでは恒久化の立法ということは考えておりません。
そうすると、こういう事態が続いておるというのは保険設計自体適切でないというふうにも思われるわけでございますけれども、その点についてどういうふうにお考えになるか、お伺いしたいと思います。
保険設計自体にも、保険方式でいくのかどうかということ自体にも問題がありますが、それを論じてみたところでとてもけりがつきませんので、きょうは触れませんが、とにかく、その保険設計自体をほんとうに実情に沿うようにやらない限り、この問題にまつわる困難な問題は解決できないと思います。